2WD&4WDリアタイヤ
2WD車、4WD車問わず、ヨコモ製TR32Yがお勧めです。
メーカー廃盤となっていて現在RC専門店では販売していませんが、川崎phoenixでメーカーにまとめて発注しているため、常時在庫があります。
購入の際は、レース当日、川崎phoenix役員までお問い合せ下さい。
ヨコモ製TR32Yはタイヤ幅が狭く、現在主流となっているホイールに履かせると良好なグリップが得られない可能性があるので、タイヤ幅に合わせてホイールを加工することをローカルルールとして認めています。
以下を参考にして下さい。
今回は、ヨコモ製インナースポンジ(品番ZC-T16M)を使用して作成します。
黒い矢印で示したホイールの内側のリブのところをカットします。
HP管理人は、カットするのに曲線バサミを使用しています。
左のホイールが加工前、右のホイールが加工後です。
続いて、インナースポンジをホイールの幅に合わせてカットします。
HP管理人は、油性マジックでインナースポンジにカットラインを描きます。
右手でホイールと油性マジックを固定し、左手でインナースポンジを回すと楽に描くことができます。
インナースポンジに線を描いたら、カッターで切ります。
カッターの刃は、なるべく新しいものを使用したほうが良いでしょう。
特に写真のヨコモ製のインナースポンジ(品番ZC-T16M)は、材質の関係か、新品の刃を使用しても少々切りにくくなっています。
インナースポンジが、加工したホイールと同じ幅になりました。
続いて、インナースポンジをタイヤの形になじませるために、インナースポンジの内外の角をハサミで切り落とします。
HP管理人は、角をわかりやすくするために、油性マジックで角に色をつけます。
インナースポンジを切るには、写真のハサミ(丸章産業製ハイネバノン)がおすすめです。
ヨコモから黒いハサミ(品番YT-CS1)が発売されていますが、こちらのメーカーのOEM品です。
インナースポンジの角から約5ミリ程度切り落とすと、このような感じになります。
続いて、ホイールに穴を開けます。
HP管理人は、ドリルの刃で直径5ミリの穴を2カ所開けています。
ホイールの穴の仕上がりは、このような感じです。
ノギスを当てている位置(ホイール外側)にタイヤがうまくおさまらないといけないのですが、ここの寸法はホイールのメーカーによって微妙に異なると思います。
今回使用するホイールの場合は、写真のように5.47ミリです。
TR32Yは、ここにおさまるゴムの寸法が、刻印がある側が約5.5ミリ、刻印がない側が約5.0ミリとなっています。
うまくフィットさせるために、今回HP管理人は、タイヤの品番の刻印のない側をホイール外側に向けて組み立てました。
この写真だと、手前がホイール内側に来るようにタイヤを組み立てます。
タイヤを組み立てる前に、タイヤ、そしてホイールの接着する部分をクリーナーで洗浄します。
これは、タイヤとホイールの接着を良くするためです。
続いて、タイヤの中にインナースポンジを入れます。
変形してタイヤ内におさまらないよう、もみほぐしながら入れます。
タイヤがホイールにしっかりとフィットしているか、インナースポンジがタイヤとホイールの間からはみ出していないか、注意しながらタイヤをホイールにはめ込みます。
タイヤとホイールの間に瞬間接着剤を流し込んで、完成です。